オリエント時計は9日、自動巻き機械式腕時計「オリエントスター レトロフューチャー 自転車モデル」3モデルを発売する。全国の量販店や時計専門店、百貨店などで取り扱われ、価格はいずれも7万,350円。
同商品は、1950年代のインダストリアルデザインと機械式時計を融合させた「オリエントスター レトロフューチャー」シリーズの最新モデル。同シリーズからはこれまでに、バイク、スポーツカー、カメラをモチーフとした商品が発表されている。
今回は、「エコブームと相まって人気を集めている自転車にフィーチャーしました」(同社)。モチーフとなっているのはイタリアのヴィンテージ・ロードバイク。文字盤は、「自転車のフレームやパーツが重なっている部分を表現しています」といい、機械式時計の心臓部分などが見える立体的なデザインとなっている。イメージとして取り入れているという自転車のパーツは、スパイダーアーム(自転車のクランク部分に使用されている部品)や、変速装置、シフトレバーなど。
また、「自転車をモチーフとしているだけではなく、実際に乗る場面も想定しています」とのことで、りゅうずは腕に当たらないように左側に配置されている。なお、同部分のデザインは六角ネジがモチーフという。
搭載機能はパワーリザーブインジケーターと秒針停止装置で、日常生活用強化防水10気圧。駆動時間は最大巻上げ時で40時間以上、静的精度は日差+25秒~-15秒程度とのこと。
文字盤のカラーリングは、ブラック+イエロー、ブラック+レッド、ブラックの3種類。なお、ブラック+イエローのタイプは、ステンレススチールと硬質ウレタンをあわせたバンドで、他はステンレススチール製のメタルバンドとなっている。ケースはステンレススチール製で、サイズは直径42.0mm×厚さ12.2mm。