プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョーのコンパクトモデル、「207」シリーズの5ドアハッチバックモデルのマイナーチェンジを実施。装備や機能を充実させながら価格を抑え、10月5日より販売する。車両本体価格は189万円から270万円。

プジョー 207

フロントグリルはプジョーライオンロゴのあるボンネット先端部分をよりマイルドなデザインに変更。フォグランプの位置を従来のエアインテーク内側から両サイドに変更した(「Style」を除く)。リアテールランプに新たにLEDランプを採用した。インテリアでは、センターコンソール左右などのカラーを変更したほか、シート形状にコンフォートタイプ、スポータイプの2種類を採用した。

新装備としては、リモコンキーによるドア施錠時にウインドガラスを自動的に閉じる「オートクローズ機能」、ウインカーレバーを軽く1回押すだけでランプが3回点滅する「ワンタッチ・ウィンカー機能」、「クルーズコントロール (Style1.4を除く)」などを採用した。

今回のマイナーチェンジでは大幅な値下げも行なわれた。「Style 1.4」は各スペックを継承しながら、従来モデルより10%(21万円)安い189万円という、高い競争力を持った価格とした。新たに設定された4速オートマチックトランスミッションの「Style1.6」も199万円に抑えられた。また、シリーズ最上級モデルとなる「Cielo」は、内装にブラック×ハーフレザーを採用しながら、従来より17万円安い249万円とした。