貴金属ジュエリーの老舗「GINZA TANAKA」は30日、来年の干支「寅」にちなんだ新作を発表した。特大サイズの本金箔に虎を描いた「切り絵金箔額」は、販売価格100万円で数量限定販売。また、純金製干支置物シリーズの新作「寅」は7万円にて提供される。発売日はいずれも10月1日。

切り絵金箔額「虎」は、現存約20枚とされる一尺五分(約31.9cm角)の「縁付け金箔」と呼ばれる本金箔の上に、加賀友禅絵師である切り絵作家の浜谷紘匡氏が、竹薮の中を悠然と歩く虎の姿を描いたもの。黄金色に輝く虎の肢体に美しい切り絵の縦じまが、くっきりと映え、今にも額縁を飛び出しそうな躍動感に溢れている。切り絵金箔額はGINZA TANAKA銀座本店にて展示、販売される。受注販売となっており、商品は2カ月ほどで届けられる見込み。

切り絵金箔額「虎」

商品名 切り絵金箔額「虎」
素材 本金箔・輪島塗(額)
サイズ 約31.9cm×31.9cm (額 : 約62.5cm×62.5cm)
税込価格 100万円

また、純金製干支置物シリーズの新作「寅」は、丸みを帯びたフォルムの虎が両足を揃えて飛び上がる姿が微笑ましい逸品だ。同シリーズは、金工芸品作家「光則」が原型を創作。販売4年目を迎え、今回の「寅」で十二支全てが揃うことになる。また今年から2個一緒に飾れるガラスケースも発売するとのこと。さらに、文化庁長官賞受賞作家の鹿島和生氏の創作による純金製干支置物「寅」も同時に発売される。前足をゆったりと一歩踏み出す力強い寅が球体ガラスケースの中に収められたもので、税込参考価格は102万3,000円(金税込小売価格3,100円 / gの場合)。

純金置物「光則」原型作「寅」

球体ガラスケース入り純金置物「鹿島和生」原型作「寅」

商品名 純金置物「光則」原型作「寅」
素材・重量 K24・約5g
サイズ 本体約2.7cm×5.2cm
税込価格 / 税込参考価格 7万円
商品名 球体ガラスケース入り純金置物「鹿島和生」原型作「寅」
素材・重量 K24・約150g
サイズ 本体約3.0cm×5.8cm
税込価格 / 税込参考価格 102万3,000円(金税込小売価格3,100円 / gの場合)