フリービットは29日、エグゼモードと共同で、ネットワークへの接続機能を持ったデジタル家電開発を容易にする「Ubiquitous CEプラットフォーム」を開発したと発表した。本プラットフォームを使用した製品の第一弾は、年末までに発売される予定。
今回、デジタル家電のOSには、無償で利用できるAndroidOS(Googleによる提供)を採用。ネットワークサービスに不可欠なユーザーや機器認証、課金も可能なネットワーク接続の実現にはフリービットの独自技術「ServersMan」を利用し、ハードウエアの設計・製造は同社の子会社であるエグゼモードが担当する。
フリービットによると、いずれの機能においてもユーザーの要望に応じて柔軟なカスタマイズがローコストで実現できるという。また、コンサルティング・設計・製造という開発の初期段階から製品出荷後のアフターサポートまでフリービットグループがまとめて提供する形になるので、開発から出荷までに要する期間も最大で通常の3分の1程度にまで短縮することが可能としている。
本件については、Google日本法人の代表取締役社長辻野晃一郎氏からも「今後の発展に大いに期待している」由のコメントが発表された。