パイオニアは、業界初となるLANケーブルを使ったプレーヤー間でのデータ共有を可能にする「PRO DJ LINK」機能などを搭載したプロDJ/クラブ向けプロフェッショナル・マルチプレーヤー「CDJ-2000」(11月発売予定)、「CDJ-900」(12月発売予定)を発売する。価格はオープンプライス。
デジタル化が急速に進むDJシーンに最適化した両製品は、CD/DVDなど加え、フラッシュメモリーやハードディスクドライブ、SDメモリーカード(CDJ-2000のみ)など、多彩なメディア/音楽ファイルフォーマット(MP3、AAC、WAV、AIFF)に対応。ToniumのポケットDJツール「Pacemaker」をストレージデバイスとしてUSB接続し、Pacemaker内の音楽ファイルを再生することも可能だ。また、Serato「Scratch Live」およびNative Instruments「TRAKTOR」シリーズを高い精度でコントロールできる専用インタフェース(HID)も装備し、MIDI対応コンピューターアプリケーションのコントロールもできる。そのほか、CDJ-2000には、ジャケット写真の表示なども行える業界最大級の6.1インチ大型フルカラー液晶ディスプレイや、4カ所が光るジョグ・リング・イルミネーションを搭載し、操作性がさらに進化した「ADVANCED BIG JOG」など、最新のハードウェアも収録。WAVE表示を見ながらパッドを指でタッチするだけで瞬時にサーチし、音を確認することができる「NEEDLE SEARCH」などの新機能も備えられている。
なお、両製品には音楽ファイルの解析、設定、作成、履歴保存、管理などが行えるMixVibes製音楽管理ソフトウェア「rekordbox」(Windows XP/VistaならびにMac OSX10.4.6以降対応)が付属する。