イーシステムは24日、同社が開発・提供する名刺管理サービス「アルテマブルー」の低価格版サービスとして、個人利用者向けの『アルテマブルーパーソナル』の提供を開始すると発表した。
アルテマブルーは、取引先や顧客の名刺情報を正確にデジタル化して一元管理することができるSaaS型サービス。営業マンや経営者の所有する名刺をデジタル化し一元管理することで、社内にある名刺を企業の資産として、営業支援やマーケティング、CRM(顧客管理)に活用できるさまざまな機能を実装している。「名刺情報を経営に活用するというコンセプトと、システムの利便性の高さが市場から高い評価を受け、2008年6月のサービスリリースからすでに200社超の企業が導入している」(イーシステム)。
同社では、「アルテマブルーを個人で利用したい」というニーズに応え、アルテマブルーのパーソナル版「アルテマブルーパーソナル」をリリースする。
アルテマブルーパーソナルは、アルテマブルーの企業向けの機能を簡略化し、企業ユーザー向け価格の半額以下の月額980円で利用できる。個人で所有している名刺をスキャナでスキャンするだけで、「ほぼ100%の精度で名刺情報をデジタル化する」(同社)。
デジタル化された名刺データと画像イメージは、PCやiPhone/携帯電話から検索して見ることができるため、「名刺を持ち歩く必要がなくなり、たまった名刺を簡単に整理することができる」(同)のが特徴となっている。
サービス開始時期は、2010年上期に予定されている。