シャープは24日、AQUOSブルーレイの新モデル「BD-HDW50」「BD-HDW45」「BD-HDW43」を発表した。発売は、10月24日を予定している。価格はオープンで、市場価格は、BD-HW50が19万円前後、BD-HDW45が14万円前後、BD-HDW43が12万円前後と予想される。

2番組同時にフルハイビジョン8.5倍録画が可能なAQUOSブルーレイ「BD-HDW50」「BD-HDW45」「BD-HDW43」

新モデルの大きな特徴は、2番組同時にフルハイビジョン8.5倍録画が可能な点。長時間モードを搭載しているレコーダーでも、1基のチューナーで長時間録画をしている場合には、もう1基のチューナーでの録画はTSモードになってしまうというケースは多い。また、長時間モードで録画している最中には、BDタイトルの再生やダビングなどに制限のあるモデルも存在する。フルハイビジョンで8.5倍という圧縮率の高さもさることながら、これらの制限がなく、2基のチューナーで自由に長時間モードが利用できるようになっているのが、大きなポイントだ。

3製品は、いずれもデジタルWチューナーを搭載するモデル。HDDの容量は、BD-HDW50が1TB、BD-HDW45が500GB、BD-HDW43が320GB。8.5倍の長時間録画モードを使用した場合には、BD-HDW50では最大約766時間、BD-HDW45では最大約380時間、BD-HDW43では最大約453時間のフルハイビジョン録画が可能だ。また、片面1層のBDには最大約18時間分のフルハイビジョン映像を記録可能だ。

AQUOSファミリンクは第2世代のAQUOSファミリンクIIを搭載。レコーダーからの映像を再生している場合には、テレビの画面上に操作パネルが表示され、テレビのリモコンだけで、レコーダーのコントロールが可能となる。

携帯電話などへの映像の転送にも対応。転送される映像は、ワンセグ放送ではなく、フルセグ放送(解像度はSD)。ワンセグ放送を転送した場合よりも、フレームレートが高い上、精細な映像を楽しむことができる。

USB端子を1系統装備しており、AVCHD型式に対応したビデオカメラからの映像の取り込み/編集が可能。また、カメラを接続した時点で、カメラ内の映像のサムネイルが表示され、そこからダビングしたい映像だけを選択することができる。