オウルテックは、特にコストパフォーマンスを追求したという静音仕様の新たなATX電源ユニット「零」シリーズを発表した。定格出力450Wと400Wの2モデルをラインナップし、価格はオープンだが、店頭予想価格はそれぞれ4,500円前後、4,000円前後。ともに発売開始は9月中旬を予定している。

「零(ZERO)」シリーズ

コストパフォーマンスに優れながらも、製品の信頼性を高め、新品交換2年保証も実現している。冷却ファンには大型の12cmボールベアリングファンを採用し、静音性を確保。供給電源の安定性を強化するため、12V出力は2系統とした。ほか、各種保護回路の搭載や、電圧低下時の安定出力を可能とする90V入力にも対応している。

主な仕様は、定格出力はモデルにより450W、もしくは400Wで、電源規格はATX 12V Ver.2.2、およびEPS 12V Ver.2.91。電源コネクタの構成はATX 24/20ピン×1、ATX 4ピン×2/EPS 8ピン×1、PCI Express 6+2ピン×1、SATA×6、4ピンペリフェラル×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D165×H86mm。

各系統の出力