「甲州 淡紫」ボトル(左)、出荷時は和紙で包装(右)

メルシャンはこのほど、日本固有のワイン用ぶどう品種「甲州」を使った白ワイン「甲州 淡紫(こうしゅう あわむらさき)」を、10月21日より首都圏の和食飲料店向けに5,000本限定で発売すると発表した。価格はオープンとなっており、市場予想価格は750ml瓶入りで2,200円。

同商品は、「10年後、日本人の味覚の根幹である和食とともに甲州ワインが当たり前のように飲まれている」ことを目標とし、同社社長のプロジェクトオーナーによる「新甲州プロジェクト」から誕生したワイン。「和食」と「甲州」の相性を徹底的に追求し、日本の食をよりおいしく豊かに、そして日本人がワインを飲む機会をもっと増やしたいという想いを込めた特別なワインとのこと。味わいは、甲州の繊細さを活かした、柑橘系の香りとほのかな苦味が特長という。

初ビンテージとなる2008年は、首都圏にある和食業態の料飲店にのみの取り扱いとし、和食に合い、和食を演出するという同商品のコンセプトを体験してもらうとしている。