アスクは、NVIDIA IONベースのZOTAC製Mini-ITXマザーボードの新モデルとして、PCI Express (2.0) x16スロットを備え拡張性に優れた「ZOTAC IONITX-F-E」を発表した。CPUはデュアルコアのIntel Atom 330。発売開始は9月下旬。価格はオープンだが、店頭予想価格は25,000円前後。

「ZOTAC IONITX-F-E」

主な仕様は、フォームファクタがMini-ITX、チップセットがNVIDIA ION(MCP7A-ION)、CPUがIntel Atom 330(1.6GHz)、メモリスロットがDDR2 800×2(デュアルチャネル、最大4GB)、拡張スロットがmini PCIe×1(Wi-Fiモジュール占有)×1とPCI Express (2.0) x16×1、映像出力端子はHDMI/DVI/D-Sub各×1、ストレージポートはSATA×3(RAID 0/1/0+1)とeSATA×1、ほかGigabitEthernet、802.11b/g/n無線LAN、USB 2.0×6、HDオーディオなど。

NVIDIA IONは、Intel Atomプロセッサと NVIDIA GeForce 9400M Gチップセットを組み合わせた小型プラットフォーム。DirectX 10世代の3Dグラフィックス機能や、ビデオ再生支援機能を実現するなど、小型ながら比較的強力な性能が特徴となっている。なお、内蔵GPUのコアクロックは450MHz、シェーダクロックは1,100MHzだ。