新型インフルエンザの感染拡大が続く中、風邪予防対策のひとつとして、日本に古くから伝わる衛生習慣である"塩うがい"が見直されている。塩うがいは、江戸時代の健康書「養生訓」(貝原益軒 著)にも似た方法が紹介されている習慣で、体に優しく誰でも安心して利用できる風邪の予防策として、評価が高まっているという。

10月1日、その塩うがいを家庭や外出先で簡単にできる2商品、赤穂化成の「むかしながらのしおうがい」と、天塩の「天塩(あましお)のうがい塩」が発売される。2商品ともに、使用時に唾液中の免疫物質"s - IgA"の量が増加することが確認されたほか、そのまま塩として料理に使用できるとしている。

「むかしながらのしおうがい」左から、家庭用300mlボトル、携帯用50mlスプレー

「天塩のうがい塩」左から、家庭用300mlボトル、携帯用50mlスプレー

赤穂化成の「むかしながらのしおうがい」は、室戸海洋深層水100%の塩とにがりから作ったうがい液。家庭用300mlボトル(499円)と、携帯用50mlスプレー(473円)の2種類を展開。

天塩の「天塩のうがい塩」は、オーストラリアの天日塩とにがりを使用した液しお。家庭用300mlボトル(498円)と、携帯用50mlスプレー(472円)の2種類を展開。