ソフトバンク、緊急地震速報対応ケータイ『831N』を18日に発売

ソフトバンクモバイルは16日、地震速報を警告画面と緊急音で知らせる同社初の緊急地震速報対応ケータイ『831N』(NEC製)を、18日に発売すると発表した。

「831N」は、ソフトバンクモバイル初の緊急地震速報に対応したケータイ。気象庁が配信する緊急地震速報を、対象エリアの対応携帯電話に対して、輻輳(ふくそう)の影響を受けずに受信することができる。緊急地震速報を受信した場合、警報音、バイブレーション、画面表示で知らせる。

1.6インチの大画面サブ液晶を搭載し、時計や日付だけでなく、搭載している歩数計で測定した歩数データも表示できる。携帯電話本体を閉じたままでも見やすい背面液晶に大きな文字表示など、「使いやすさにこだわっている」(ソフトバンクモバイル)。また、「ワンタッチオープン」機構を採用しており、折りたたみ携帯電話本体の開きやすさにも配慮している。さらに、操作メニューの全階層に大きい文字が表示可能な「拡大もじ」を利用可能で、簡単に操作ができる。

受話音量を自動で調節して聞き取りやすくする「ハイパークリアボイス」を搭載。「騒音下でも快適に通話することができる」(同社)。さらに、見えにくい文字や写真などをカメラを通して4段階まで拡大し見やすくする「ケータイルーペ」機能など、幅広い層のユーザーに使いやすい機能を備えている。

主な仕様は以下の通り。

通信方式(国内/海外)	W-CDMA方式
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ	約49×105×16.6mm(折りたたみ時、突起部除く)/約117g
連続通話時間/待受時間	約280分/約800時間(静止状態、折りたたみ時)
「ワンセグ」連続視聴時間	約5時間40分
メインディスプレー	約3.0インチフルワイドQVGA(240×427ドット) モバイルシャインビュー液晶(最大26万色)
サブディスプレー	約1.6インチ(96×64ドット)STN液晶(1色)
メインカメラ(画素数/タイプ)	有効画素数200万画素/CMOS
サブカメラ(画素数/タイプ)	有効画素数33万画素/CMOS
静止画像保存容量(枚数)	最大約80MB・共有(最大約1,000枚)
外部メモリー/推奨容量	microSDカード(別売)/最大2GB
カラーバリエーション	シルバー、ブラック、ピンク