6月に相次いで値下げされ、今注目されているのが「LED電球」です。8,000円台だったものが軒並み4,000円前後になり購入しやすくなりました。エコだし節約になるのはわかっているけれど値段が高く、今までなかなか購入に踏み切れなかった人も多かったのでは? 手の届く値段になってきた「LED電球」がどのくらいお得になるか検証してみました。

シャープ(左)DL-L401N 電球色相当(右)DL-L401N 昼白色相当

メリット1 電気代が安い

なんといっても一番のメリットは電気代が安いこと!表を見ると分かりますが、40Wで比較すると1円で点灯可能な時間は約10倍! 18時から23時までの1日5時間使用する場合の1年あたりの電気代は、LED電球なら約165円。白熱電球は約1,600円とその差は歴然です。1個換えると年間1,485円の節約ですから、家中の電球を換えれば効果はもっとあがります。

シャープHPより転載

メリット2 寿命が長い

一般的な白熱電球の平均寿命は1000時間ですが、LED電球は約40000時間となんと40倍! 1日に10時間使用しても10年以上もつ計算です。LED電球の寿命時間の40000時間で計算すると、LED電球が一個3,880円(LED電球 (電球40Wタイプ・昼白色) シャープ DL-L401N 実売価格)に対して、白熱電球は一個約100円程度と、購入価格は圧倒的に白熱電球の方が安く見えます。

ただ白熱球を40000時間使用するには40個必要なので、100円×4,000円と、本体の価格でもLED電球のほうがお得です。面倒な交換作業をしなくて済むので、時間と手間の節約にもなります。

シャープHPより転載

メリット3 すぐに明るくなる

つけるとすぐに明るくなり、蛍光灯型のデメリットであった、最大の明るさになるまでのタイムラグがありません。繰り返しの点滅にも強く、トイレや洗面所などのすぐに明るくなって欲しい場所に設置しても、ストレスなく使用できます。

メリット4 高温にならない

白熱球のように高温にならないので安全です。また、熱が発生しないということは室温もあがりませんので、間接的ですが、エアコン代の節約にもつながります。また、間接照明としてベットサイドや布、紙でできたランプシェードを使う際も安心ですね。

メリット5 環境にやさしい

水銀を使用していないので、環境に優しく廃棄も簡単。不燃ごみとして出せる地域もあります。(※廃棄ルールはお住まいの自治体によって異なりますので、必ずご確認してから出してください。)電気代が安い＝消費電力が少ないということなので、CO2の排出も少なくすることができます。

他にも紫外線や赤外線の放出が少ない、虫がよってこないなど、いいことづくめの LED電球。現在シャープと東芝ライテックの2社から発売されていますが、10月21日にはパナソニックからも発売予定です。いますぐ換えれば知らないうちに節約できますよ!