ベンキュージャパンは、液晶ディスプレイ新機種4製品を発表した。ラインナップは、WXGA(1,366×768)表示に対応する、WXGA+(1,440×900)表示対応のLEDバックライト搭載19型ワイド液晶「G920WL」、LEDバックライト搭載18.5型ワイド液晶「G922HDL」、SXGA(1,280×1,024)表示対応の液晶19型「E910」と17型液晶「G702AD」。価格はオープンプライスだが、G920WLとG922HDLが店頭予想価格16,800円、E910が17,800円、G702ADが15,800円。それぞれ発売は9月下旬予定。
今回の新製品は、画像補正技術「Senseye(センスアイ)+Photo」を採用。Senseyeは、「コントラスト強化」「カラーマネジメント」「シャープネス強化」の3つの画像補正エンジンで構成された、BenQ独自開発によるテクノロジー。このSenseyeの4種類のモード(スタンダード、ダイナミクス、ムービー、フォト)に加え、写真の色再現性をより高めたsRGBモードを追加したものが「Senseye+photo」だ。
また、映像ソースにあわせバックライトを自動調節し、コントラストを最適にする技術DCR(Dynamic Contrast Ratio)も搭載。さらにG920WL、G922HDLはLEDバックライトにより500万:1のハイコントラストを実現している。
19型ワイド液晶「G920WL」
G920WLは、アスペクト比16:10およびWXGA+(1,440×900)表示に対応。画素ピッチ0.283mm、輝度250cd/m2、応答速度5ms。コントラスト比1,000:1(DCR500万:1)、視野角は左右170度上下160度。本体サイズはW444.4×D126×H370.95mm、重量は約3.8kg。インタフェースはDVI-D(HDCP対応)、ミニD-sub15ピン。本体色はグロッシーブラック。
18.5型ワイド液晶「G922HDL」
G922HDLは、アスペクト比16:9およびWXGA(1,366×768)表示に対応。画素ピッチ0.3mm、輝度250cd/m2、応答速度5ms。コントラスト比1,000:1(DCR2,500:1)、視野角は左右170度上下160度。本体サイズはW444.4×D165×H345.8mm、重量は約3.08kg。インタフェースはDVI-D(HDCP対応)、ミニD-sub15ピン。本体色はグロッシーブラック。
19型液晶「E910」
E910は、SXGA(1,280×1,024)表示に対応。画素ピッチ0.294mm、輝度250cd/m2、応答速度5ms。コントラスト比1,000:1(DCR2,500:1)、視野角は左右170度上下160度。本体サイズはW416×D178×H424.5mm、重量は約3.67kg。インタフェースはDVI-D(HDCP対応)、ミニD-sub15ピン。ヘッドフォン端子、ステレオスピーカー(1W+1W)を内蔵している。本体色はブラック。
17型液晶「G702AD」
G702ADは、SXGA(1,280×1,024)表示に対応。画素ピッチ0.264mm、輝度250cd/m2、応答速度5ms。コントラスト比700:1(DCR10,000:1)、視野角は左右上下160度。本体サイズはW369.8×D137×H370mm、重量は約3.36kg。インタフェースはミニD-sub15ピン。本体色はブラック。