米BOX OFFICE MOJOは9月11日~9月13日の全米週末興業成績を発表した。

米国の人気作家・映画監督・コメディ俳優のタイラー・ペリーによるコメディシリーズ最新作『Tyler Perry's I Can Do Bad All By Myself(原題)』が初登場1位にランクイン。タイラー・ペリーが女装で扮する"マディア"お婆ちゃんが今回もドタバタ劇を繰り広げる。物語の鍵を握る人物"エイプリル叔母さん"を『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』での演技で高い評価を受けたタラジ・P・ヘンソン、王子様的キャラクターをテレビドラマシリーズ『CSIマイアミ』のデルコ役のアレックス・ロドリゲスが演じるなど、豪華なキャスティングも話題を呼んでいる。

2位『9(原題)』は、新人監督シェーン・アッカーによるCG長編アニメ。2005年に自身で製作し、2006年アカデミー短編部門にノミネートされるなど賞賛を集めた短編アニメを、ティム・バートン監督をプロデューサー迎えて長編化。声優陣にはイライジャ・ウッドやジェニファー・コネリーなどハリウッドスターが名を連ねている。

その他、今週末公開作では、デミ・ムーアとブルース・ウィリス夫妻の長女・ルーマー・ウィリスが主演のホラー『Sorority Row(原題)』が6位に、グレック・ルッカの同名小説を、『アンダーワールド』シリーズのケイト・ベッキンセイル主演で、『ソードフィッシュ』のドミニク・セナ監督が映画化したサスペンス『ホワイトアウト』が7位に入った。

全米週末興行成績TOP 10(9月11日~9月13日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 N Tyler Perry's I Can Do Bad All By Myself(原題) 2,403万ドル 同左 未定 1
2 N 9(原題) 1,085万6,000ドル 1,526万4,000ドル 未定 1
3 2 イングロリアス・バスターズ 654万6,000ドル 1億430万9,000ドル 11月20公開 4
4 3 All About Steve(原題) 580万ドル 2,181万2,000ドル 未定 2
5 1 ファイナル・デッドサーキット 3D 550万ドル 5,825万8,000ドル 10月17日公開 3
6 N Sorority Row(原題) 526万8,000ドル 同左 未定 1
7 N ホワイトアウト 510万ドル 同左 10月31日 1
8 5 District 9(原題) 360万ドル 1億851万7,000ドル 未定 5
9 7 Julie & Julia(原題) 330万ドル 8,536万ドル 未定 6
10 4 Gamer(原題) 315万ドル 1,612万ドル 未定 2