フォートラベルはこのほど、同社が運営する旅行総合情報サイト「旅行のクチコミサイト フォートラベル」会員を対象に「2009年 夏・秋の旅行動向調査」を実施し、調査結果を発表した。同調査は8月27日~9月2日に実施され、1,036件の回答を得た。
その結果、7月~9月の夏の期間においての連続休暇日数は平均で「8.2日」。休暇日数としてもっとも回答が多かったのは「5日間」(19.2%)で、「9日間」(17.4%)、「4日間」(11%)と続く結果となった。休暇の開始日は、「8月12日」が10.3%で1位、「8月8日」(9.6%)が2位、「8月13日」(7.5%)が3位となっており、全体の41.2%がお盆期間中に休暇を開始したことがわかった。一方で秋の連休初日となる「9月19日」を「夏の休暇開始日」とした人も4.6%おり、秋の連休に合わせて夏季休暇を取得する人も少なくないとしている。
「夏の休暇に何をして過ごしたか?」の問いで、もっとも回答が多かったのは「海外旅行」(35.4%)、次いで「国内旅行」(25.8%)、「自宅中心で過ごす」(20.4%)という結果に。夏の休暇にどこかに出かけた人は全体で75.7%で、昨年の同調査と比べて6.2%増加した。同社では、高速道路料金の休日上限1,000円や鉄道の割引切符発売など、「出かけやすい」条件がそろったことが帰省や日帰り旅行の増加の一因と分析している。
秋の5連休(シルバーウィーク)の過ごし方についての問いでは、「まだ決めていない」と回答した人が40.2%と1位。同連休に旅行を計画している人は全体で34.5%で、「国内旅行」が15.8%、「海外旅行」が11.1%、「帰省」が4.0%、「日帰り旅行」が3.6%という結果となった。