タカラトミーは10月14日、プラレール車両「50周年記念 151系特急電車こだま号」を全国の専門店・百貨店・量販店の玩具売り場で発売する。C12蒸気機関車セット、オート踏切ステーションに続く、50周年記念商品の第3弾で、プラレール誕生と同じ1959年に登場した「国鉄151系特急電車」がモデルになっているという。先頭車2両、中間車1両のセットで価格は2,100円。
プラレールを懐かしむ大人の購入を意識して、パッケージはシックな色合いの50周年特製デザインとしたという。「最新の成型技術により、屋根上のエアコンやパンタグラフの形など、当時は再現できなかった細部の表現にもこだわった」(同社)。
モデルとなった151系電車は、東海道本線に投入された電車特急で、当時は東京 - 大阪間を約6時間50分で結んだ。食堂車や展望パーラーカーを連結し、冷暖房完備、豪華個室、ビジネスデスクなどを用意。当時としては最先端の車内設備で、当時の人々の憧れだったとのこと。
また、プラレール誕生50周年記念企画として、JR東日本は10月12日に「50周年記念 プラレールなのはな号」を運行する。品川 - 水上間はお座敷列車でプラレールを楽しみつつ移動し、水上 - 高崎間は蒸気機関車D51が牽くSL列車に乗車。高崎からは新幹線MAXで戻るツアーで、大人1万1,000円、こども7,000円。東京・大宮の鉄道博物館では10月3日~18日、「おもちゃで学ぶ鉄道展」が開催される。鉄道博物館の入場料のみで閲覧できるとのこと。同イベントに合わせて10月1日~31日に、エキュート大宮で開催される「トレインフェスタ」内で「"鉄道の街大宮"プラレールジオラマ」が設置される予定。
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