スガル役の小雪は真っ赤なドレスで登場

映画『カムイ外伝』(崔洋一監督)の公開を記念し、13日、東京・新宿でプレミアイベントが開催され、主演の松山ケンイチ、小雪、主題歌を歌う倖田來未らが出席した。

プレミア試写会に先がけて開催されたレッドカーペットセレモニーでは、普段は歩行者天国で賑わう日曜日の新宿通りに、全長70mのレッドカーペットが出現。本年より立ち上がった新宿区文化事業プロジェクト「シネ・フェスタ新宿」の第1回作品に『カムイ外伝』が選出されたことからこの企画が実現し、会場には約5,000人ものファンが集まった。

イーキン・チェン、芦名星、金井勇太を先頭に、小雪、倖田ら錚々たる顔ぶれがレッドカーペットに姿を見せると、ファンの大歓声が。出演者らは声援に応え、報道陣のインタビューにも気軽に応じるなどサービス精神を発揮。最後に松山と崔監督が現れると、ひときわ大きな歓声が上がった。2人は撮影時には肩を組んで並び、ステージ上では監督が松山の手を取りポーズを決めるなど、抜群のコンビネーションを見せた。

2人で同時に手形を押し、ガッツポーズも決めるなどサービス精神満載だった松山と崔監督

カムイの仲間だったミクモ役の芦名星

スガルと暮らす半兵衛を演じた小林薫

半兵衛の娘・サヤカ役の大後寿々花

カムイを追う大頭役のイーキン・チェン

黒のセクシーなドレスで登場した倖田來未

「『カムイ外伝』が第1回作品に選ばれたのは、本当に光栄で幸せなこと」と挨拶した松山は、本作について、「崔監督をはじめ、出演者・スタッフ全員が一致団結し、過酷な撮影だったけど必死に頑張りました。その必死さがスクリーンに出ていると思います。この作品はアクション映画ではあるけど、人間ドラマとしても素晴らしく描かれていて、その部分も含めてすべての人に見てほしい」とPRした。

イベントでは、出演者の手形を取って作られた手形台が、記念品として新宿区に贈呈された。「崔監督が一番強く(手形を)押していらっしゃいましたが……」と話を振られた監督が、「いや、小雪さんが一番強かった(笑)」と主張し、これには小雪も苦笑い。

松山と小雪は一部週刊誌で度々熱愛が報じられており、2人の発言にも注目が集まったが、両者ともにノーコメント。ただし退場時には、階段を下りようとする小雪を松山が誘導する場面も。最後までステージ上に残った松山と崔監督は、新宿通りに集まった人々に手を振り、「ありがとうございました!」とオフマイクで感謝の意を表していた。

『カムイ外伝』は9月19日ロードショー。