東芝は、Windows CEを採用したタブレット型端末「Home Multimedia Tablet JournE touch」をIFA2009のプレスコンファレンスにて発表した。
このタブレットマシンは、ARM系プロセッサを採用し、7インチのタッチパネル付きLCDを搭載している。OSには、Windows CE 6.0 Proを採用し、Webブラウザ(IE)やメディアプレーヤーを搭載している。
バッテリ駆動が可能な製品だが、持ち歩くというより、リビングなどにおいて、家庭内のテレビやHDDレコーダーなどと連携し、メディアを利用することを目的としている。バッテリはリチウムポリマーで、1回の充電で14時間(音楽再生時)の動作が可能。また、IEEE802.11b/gの無線LANも採用している。USBポートやHDMI端子を搭載し、PCやTVとの接続が可能。SDカードスロットを装備し、最大32GBのSDカード(SDHCと思われる)が利用可能。また、内部に1GBの内蔵ストレージを備えている。
無線LANなどにより、インターネットアクセスが可能で、YouTubeや各種のSNSサイトなどにアクセスできる。対応しているメディアフォーマットは、JPEG、MP3、WMA、MPEG4 H.264、divX、WMVなど。今年の第4四半期から、ヨーロッパ、中東、アフリカなどで販売が開始される予定。
東芝は、このほか、DLNAに対応したメディア管理ソフト「Toshiba Media Controller」(Windows 7対応)や、一般向け半導体記録HDビデオカメラ Camileo HD Camcorder S20、H30、X100なども発表した。