楽天証券は22日より、同社のトレーディングツール「マーケットスピード」のバージョンを「マーケットスピード Ver8.1」にアップする。

今回のバージョンアップでは、ジャスダック証券取引所に上場する銘柄が大阪証券取引所のシステムに対応することに伴い、ジャスダック上場銘柄における銘柄情報画面の仕様を変更する。その他、株式分割や代用掛目等、当該銘柄の取引に関する注意事項を注文画面からチェックできる「取引注意銘柄」ボタンを現物注文画面に追加。また、従来はチャート画面で見られた「原株価」が時系列情報画面でも確認できるようになった。

さらに、24日より信用取引における信用保証金維持率のリアルタイム表示などの機能を追加搭載。従来の信用取引保証金維持率の表示に加え、代用有価証券や保有建玉の価格の変動をリアルタイムに考慮した保証金維持率を表示できるようになる。「そのため、保有している代用有価証券の評価額や建玉の評価益が増加した場合でも、信用保証金維持率を即座に確認することが可能になる」(同社)。なお、信用新規建余力 / 保証金振替余力 / 出金余力等は、従来の保証金維持率を基に算出される。