オープンワイヤレスプラットフォーム(OpenWP)は11日、神奈川県藤沢市湘南台地区における地域WiMAX通信サービスを、9月17日から開始すると発表した。

オープンワイヤレスプラットフォームは、地域ワイヤレスアクセス事業の提供のため、インテック、ジュピターテレコム(J:COM)、ブロードバンドタワー、ワイドリサーチほかの出資を受け、2009年3月31日に合同会社として神奈川県藤沢市に設立。2009年6月24日には、総務省関東総合通信局から神奈川県藤沢市における「2.5GHz帯を用いる広帯域移動無線アクセスシステム(地域WiMAX)」の無線局免許を取得し、事業開始に向けて設備の準備を進めてきた。

今回、「設備および運用の準備が整った」として、17日から地域WiMAX通信サービスを開始する。当初は、藤沢市湘南台地区において、学術機関、地方公共団体、商店街などとの相対契約を主体として推進する。「第一号の利用者として、慶應義塾大学SFC研究所が決定している」という。

サービス提供エリアは以下の図を参照。