KDDIと沖縄セルラーは9日、「iida」ブランドの新端末『PRISMOID(プリズモイド)』を発表した。「"未来的な未来"をテーマに、カタチと使いやすさの両立を追求した」(両社)。発売は9月中旬を予定している。

「PRISMOID」は、「角錐台」を意味し、その名の通り、四角錐台をふたつ重ね合わせた形状をしている。全周に施された面取りにより、「握りやすさや新しさ、懐かしさを感じさせるカタチを実現している」(両社)。また、面取りの寸法を表す「C4.8」という数値が表面に大胆にあしらわれ、「シンプルなだけにとどまらない魅力を付け加えている」(同)。

「iida」ブランドの新端末『PRISMOID』

サイドには有機ELサブディスプレイを配置し、日時や電波状態のほか、電話やメールの着信などが電光掲示板のように右から左へ流れるようになっている。

デザインを担当したのは、深澤直人氏。多摩美術大学プロダクトデザイン科を卒業後、2003年に独立し、Naoto Fukasawa Designを設立。「B&B ITALIA」「Magis」「Artemide」「Danese」「Boffi」「vitra」「ERCO」「Lamy」など、欧州のメジャーブランドのほか、国内の大手メーカーのデザインを多数手がけている。

対応するサービス・機能は、「au Smart Sports Run&Walk」「EZブック」「じぶん銀行」「おサイフケータイ(EZ FeliCa)」「EZナビウォーク」「災害時ナビ」などとなっている。

「PRISMOID」の基本スペックは以下の通り。

サイズ 約101×49×16.8mm(暫定値)
重量 約102g(暫定値)
連続通話/待受時間 約260分/約370時間(暫定値)
カラー GREEN、MAT BROWN、WHITE
メインディスプレイ 約2.7インチ 約26万色 IPS液晶
サブディスプレイ 約0.6インチ1色
カメラ 有効画素数197万画素
オートフォーカス/CMOS
外部メモリ microSD/microSDHCメモリカード(最大16GBまで)