スクエニ、『FINAL FANTASY XIII』の発売日を2009年12月17日に決定

スクウェア・エニックスは8日、「ファイナルファンタジー」シリーズの本編最新作であるプレイステーション 3専用ソフト『FINAL FANTASY XIII(ファイナルファンタジー サーティーン)』の発売日、および価格を発表。さらに新型「プレイステーション 3」本体との同梱版の発売も予定しているとした。

『FINAL FANTASY XIII』の発売日は2009年12月17日(木)を予定しており、希望小売価格は9,240円。なお、新型「プレイステーション3」同梱版の詳細は未定となっている。

＜『FINAL FANTASY XIII』ストーリー概要＞
クリスタルが導く世界で生きる人間たちの物語を描く、全世界待望の「FINAL FANTASY」。天空に浮かぶ理想郷「コクーン」と未開の地「パルス」を巡る運命の物語。
想いが交錯する13日間が終わる時、彼らの戦いが始まる──。

8日、東京の日本科学未来館にてマスコミを招待して開催された「FINAL FANTASY XIII PREMIERE PARTY」では、タレントの山本モナを司会進行役とし、同社代表取締役社長の和田洋一氏が初めに登壇した。同氏は「ファイナルファンタジーらしい作品に仕上がったと思う」と、自信の程をうかがわせるコメント。その後に、プロデューサーの北瀬佳範氏、ディレクターの鳥山求氏がステージに現れ、「海外版は1年後と言わず、春には出したい」と述べた。

続いてスペシャルゲストとして、ソニー・コンピュータエンタテインメント 代表取締役兼グループCEOの平井一夫氏も登場。「プレイステーションの販売台数はFFとともに伸びてきた」とし、「今回の『FINAL FANTASY XIII』発売で、プレイステーション 3の普及台数も飛躍的に増加するだろう」と期待のコメント。さらにサントリー食品 食品事業部部長の柳井慎一郎氏からは、飲料水「FINAL FANTASY XIII ELIXIR(ファイナルファンタジー サーティーン エリクサー)」の発表も行われた。発売日など詳細は未定だが、「ポーション」の上位アイテムに位置づけされた「エリクサー」の味、効力(?)が一体どのようになるのか期待したいところだ。

パーティー後半には、オーケストラによる『FINAL FANTASY XIII』関連音楽の約30分に及ぶ生演奏が行われたほか、同ゲームのテーマソング「君がいるから」と挿入歌「Eternal Love」を歌う菅原紗由里も登場。オーケストラの演奏をバックに「君がいるから」を歌い上げた。続いて「東京ゲームショウ2009」で披露される最新トレーラーがスクリーンに映され、そのクオリティの高さに会場から拍手が巻き起こりつつ、パーティーは閉幕となった。

『FINAL FANTASY XIII』のきせかえツール配信開始

『FINAL FANTASY XIII』発売日決定を記念し、iモード向けコンテンツ"きせかえツール"の配信が、携帯電話向けポータルサイト「ファイナルファンタジーモバイル」にて、本日より開始されている。また、大容量・ハイクオリティの着ムービーをはじめ、メールツールや待受など様々なコンテンツが「FINAL FANTASY XIII特設サイト」(iモード/EZweb/Yahoo!ケータイに対応)にて配信中。