インテルは8日、1CPUサーバ向けプロセッサとして、Lynnfield(開発コードネーム)コアの「Intel Xeon 3400番台」を発表した。ラインナップは6モデルで、ともにL3キャッシュは8MB、TDPはX3400シリーズが95W、L3426が45Wとなっている。対応チップセットは「Intel 3400 Chipset」もしくは、「Intel 3420 Chipset」。

今回発表されたXeon 3400番台の主な仕様は以下の通り。

X3470 X3460 X3450 X3440 X3430 L3426
動作周波数 2.93GHz 2.80GHz 2.66GHz 2.53GHz 2.40GHz 1.86GHz
ターボ時 3.60GHz 3.46GHz 3.20GHz 2.93GHz 2.80GHz 3.20GHz
コア数/スレッド数 4/8 4/8 4/8 4/8 4/4 4/8
HT対応 対応 対応 対応 対応 非対応 対応
TDP 95W 95W 95W 95W 95W 45W
1,000個受注時の単価 57,180円 30,680円 23,400円 20,870円 18,350円 27,570円

3400番台のブロックダイアグラム

Xeon 3400番台は、従来製品比で最大64%の販売トランザクション処理の増加と、最大56%の応答時間の高速化が可能とされている。また、低消費電力サーバ向け「Xeon L3426」などでは、前世代の「Xeon X3380」に比べ、1ドルあたりの電力効率を最大188%向上、スペースや放熱面で制約のある環境に対応するサーバの開発が可能になるという。