マネックス証券の外国為替証拠金取引「FX PLUS」はこのほど、最大レバレッジを約16倍から約25倍に引き上げた。同社は今回の対応について「顧客からのニーズを受けてレバレッジを引き上げた」と話している。
同社では、2009年1月に米ドル / 円のスプレッド縮小、同年7月に取引手数料無料を実施しており、今回の必要証拠金引下げによって、「FX PLUS」の資金効率はさらに向上するとしている。
たとえば、米ドル / 円が、1米ドル=95円の場合では、1万通貨の取引をする際に8万円の証拠金が必要だったが、今回の必要証拠金引下げにより4万円の証拠金で取引できる。
なお、建玉に対する必要証拠金(建玉必要証拠金)は、一度設定された後は変更されず、2009年9月4日以前に約定した建玉は、変更前の証拠金が適用されるとして、同社は注意を呼びかけている。