モデルの冨永愛と歌手の土屋アンナが7日、都内で行われたファッション誌『VOGUE』のイベント「FASHION'S NIGHT OUT」開催発表の記者会見に出席した。

「FASHION'S NIGHT OUT」開催発表の記者会見に出席した土屋アンナ(右)と冨永愛

「FASHION'S NIGHT OUT」は、世界中で発行されるファッション誌『VOGUE』が、不景気の世界を元気づけるべく発案されたイベント。日本では表参道・青山エリアの200以上のショップが参加し、限定アイテムなどの販売やチャリティー・オークションも行われる予定だという。同イベントのアンバサダーを務める冨永は「経済危機に加え、社会問題や環境問題もあって、私に何ができるのかなと最近ずっと考えていました。モデルとして、母として、未来の子供たちに対してなにかしていきたいですよね」とコメントすると、「いいこと言いますね~(笑)」と土屋。「本当に未来のためになんですよ。いまの世の中、『自分が自分が』じゃないですか。私もだけど……」と苦笑いを浮かべていた。

会見では、冨永と土屋、MCを務めたクリス・ペプラーがチャリティー・オークションに出品する商品を披露。マーク・ジェイコブスのバッグを出品する冨永が、「グラム・ロックっぽい雰囲気が好きで、これも本当は手放したくないくらい」と紹介すると、いきなり土屋が「これ私が欲しい」と言い出し、冨永も「交換しようか?」と提案して危うく商談が成立しそうになる場面も。土屋は同イベントでスペシャル・ライブを行うことになっており、「今回はアコースティックなライブになるけど、普段のライブでは騒ぎすぎなだけに、アコースティックのほうが聴きやすいかも。ただ地声が大きいので気をつけます」と意気込みを語った。

フォトセッションの後も話題が尽きない様子の冨永と土屋。我に返って「…もう終わりでしたっけ?(笑)」と土屋が聞く場面も

 2人とも、表参道・青山エリアでのショッピングにも並々ならぬ関心を寄せている様子。冨永は「私も純粋に買い物を楽しみたいと思います」と述べ、一方の土屋は「私が買っているところを見ても、プライベートですからね! ただケータイで撮る時は、むしろ『こっち向いて』って言われたほうがいいかも。半目の写真が誰かのケータイに残るのは嫌なんで(笑)」と言い、会場の笑いを誘っていた。

『FASHION'S NIGHT OUT』は、9月11日(金)に東京の表参道・青山エリアで開催。オープニング・セレモニーは19:30スタート予定となっている。