キャセイパシフィック航空は7日、2009年10月1日から12月31日(日本国内発券分で再発券も含む)までの日本発着における1人1区間あたりの燃油サーチャージの改定を発表した(政府認可申請中)。

改定後の燃油サーチャージは、以下のとおり。
・香港線および台北線で現行の500円から1,500円へ
・香港以遠の長距離路線(南西太平洋、北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南アジア亜大陸方面)で現行の3,000円から4,000円へ
・香港以遠の短距離路線(東南アジアや中国本土方面など)で現行の700円から900円へ

また、姉妹会社の香港ドラゴン航空が運航する香港以遠の路線についても同様の変更が適用される。

なお、10月からの燃油サーチャージは、2009年5~7月の3ヶ月間の平均航空燃油価格(シンガポールケロシン)に基づくもの。同航空では、この数ヶ月で原油価格が再び上昇傾向にあることを大きな懸念材料としているという。