バッファローは、NHK受信料全額免除世帯のうち、地上アナログ放送視聴世帯に対し無償給付する地上デジタル放送受信用「簡易なチューナー」の納入事業者に採択されたと発表した。
バッファローの納入機器は、「社団法人デジタル放送推進協会」(Dpa)の「簡易な地デジチューナー仕様」に適合した製品。コンポジット映像出力とアナログステレオ出力を備え、映像・音声ケーブルでアナログテレビと接続して、標準画質で地デジを視聴できる。
なお、同補助対象事業は、地上デジタル放送への完全移行(2011年7月24日実施)に向け、経済的困窮度の高い世帯(災害被災者を除くNHK受信料全額免除世帯)などに対し、地上デジタル放送を視聴するために必要な最低限度の機器「簡易な地デジチューナー」を「総務省 地デジチューナー支援実施センター」が無償給付するというもの。同センターによると、今年度の「地デジチューナー」給付計画総数は約60万台で、バッファローは、2010年3月末までに最大で約30万台の納入を予定している。