ソニーは7日、インテリアなどに合わせて、テレビやシアターシステムなどをコーディネイトできる「ブラビア プレミアムオーダー」専用モデルの拡充を発表した。完全受注生産となっており、発注してから納品まで、約2週間程度必要となる。また、基本的な配送・設置だけでなく、ネットワーク接続の設定などのサービスも用意されている。
販売は、同社のショッピングサイト「ソニースタイル」などで行われる。なお、発売日やオーダーの受け付け開始日などは、9月中旬ごろに同サイトにて告知が行われる予定。
今回発表されたラインナップは、ブラビアのZX5、W5シリーズと、フロントサラウンドシステム HT-CT500、HDDレコーダー BRX-A500。ブラビアプレミアムオーダー専用モデルのBRX-A500以外は、性能/機能面では店頭販売モデルと変わるところは無い。
ZX5/W5は、店頭販売モデルでは、カラーはブラックのみとなるが、ブラビアプレミアムオーダーでは、ZX5はブラックとホワイト、W5はブラック、シルバー、ブラウン、レッドを選択することが可能だ。またフロントサラウンドシステムのHT-CT500は、スピーカーの周囲の部分の色をブラック、シルバー、ブラウン、レッドの4色から選択できる。
BRX-A500は、デジタルチューナーを1基搭載するHDDレコーダーで、ブラビアユニット「BRX-A320」のHDDを容量を500GBに増やしたもの(BRX-A320は320GB)。BRX-A500は、ブラビアに付属する「お気楽リモコン」から操作が可能なうえ、ブラビアの背面に取り付けて使用することができるなど、単体のレコーダーというよりもブラビアに録画機能をプラスするための製品という性格が強い。HDD容量の増加により、ハイビジョン録画を行った場合の録画時間は、DRモードの場合、地上デジタル放送が約61時間、BS/110°CS放送が約42時間、DRSモードでは約111時間、DRLモードでは約141時間となる(DRS/DRLモードでは、MPEG-2型式で圧縮される)。