ヤマハは、9月18日にスタインバーグ社が開発した音楽制作ソフト「Cubase Essential 5」を発売すると発表した。価格は、5/Rが2万,800円、アカデミック版の5/Eが1万9,800円。
同製品は、Cubase 5シリーズのエントリーモデルで、これから音楽制作をはじめる初心者に向けて開発された製品だ。最上位モデル「Cubase 5」とミドルレンジモデル「Cubase Studio 5」はすでに発売されているため、同製品の発売によりシリーズのラインナップが完成することになる。
最下位グレードながらインタフェースやオーディオエンジンはふたつの上位モデルと同様で、最大24bit/96kHzに対応する。また、機能面では、最大64オーディオトラックを制御可能で、収録されるVSTインストゥルメント音色は700種類以上。33種類のオーディオエフェクトプラグインと、17種類のMIDIプラグインも搭載する。
動作環境はCubase 5、Cubase Studio 5と同等で、Windows XP/Vista、Mac OS X 10.5.5。しかし、64bit版のWindows Vistaにだけは非対応となっているので注意が必要。