レノボ・ジャパンは、ThinkServerの最新モデルとして、仮想化に対応した中・小規模企業向けラック・マウント型サーバ「ThinkServer RD210」と「ThinkServer RD220」を発表した。Microsoft、VMWare、Novell、Red Hatなどの仮想化ソリューションをサポートしている。販売は既に開始している。
CPUに拡張性に優れたIntel Xeon 5500シリーズを搭載しているほか、最大128GBの高速DDR3メモリや、十分なストレージ容量をサポートしている。さらに、省電力設計により、導入企業はパフォーマンスを損なうことなく消費電力を削減できるとしている。
ThinkServer RD210の主な特長は、デュアルコアのXeon E5502、またはクアッドコアのXeon E5504/E5506を搭載し、最大2つまでのCPUを搭載可能。遠隔からサーバ管理をサポートするシステム管理機能、IMM(Integrated Management Module)も備える。サイズは限られたスペースでもラック・マウント可能な1Uサイズで、小規模企業での利用に最適なモデルだ。
ThinkServer RD220の主な特長は、デュアルコアのXeon E5502、またはクアッドコアのXeon E5506/E5520を搭載し、最大2つまでのCPUを搭載可能。最大3.6TBまでの大容量のストレージを内蔵でき、遠隔からサーバ管理をサポートするシステム管理機能、IMM(Integrated Management Module)も備える。仮想化、データベース、電子メールなどビジネスに不可欠なアプリケーションを高いパフォーマンスで実行することが求められる、中規模企業での利用に最適なモデルだ。
ユーザーがIT部門の手を借りることなく、サーバのセットアップ、更新、管理をスピーディに行えるようにするための、トータル・サポート・サービスも提供している。「ThinkServer」を初めて利用するユーザーであれば、最初の90日間をトライアル期間とし、無料で「ThinkPlus Priority Support」を利用できる。同サポートの内容は以下の通り。
- ハードウェアとソフトウェアの両方に関する24時間対応の電話サポート
- 上級レベルの技術者による電話対応
- 4時間のオンサイト・サービス(オプション)
- オンライン・サーバー・データ・バックアップ(オプション)
- サーバーの設置とオンライン・トレーニング(英語)のサービスを含む「ThinkPlus Productivity」パッケージを提供(オプション)