富士重工業は2日、「スバル エクシーガ」に「リニアトロニック(CVT)」を搭載するなど改良を施すとともに、特別仕様車「2.0i S-style」を追加して発売した。価格は191万1000円から323万9250円。ターボ車と「2.0i」の2WDモデルを除き、全モデルがエコカー減税に適合している。
今回発売される「エクシーガ」は、高い操縦安定性と居住性はそのままに、新たに環境性能や安全性能に対して改良を施した。
NA(自然吸気)エンジン搭載車には、新たに「リニアトロニック(CVT)」を搭載した(2.0iを除く)。主変速機構にチェーン式を採用し、優れた伝達効率によって特に高速域での燃費を向上。常に最適なギヤ比とすることで、全速度域でのリニアな加速フィーリングと燃費性能を実現してる。6速マニュアルモードも備える。
サスペンションは減衰力特性を変更し、路面追従性を向上。リヤサスペンションダンパーには、微低速域でも振動を吸収する新バルブを採用し、特に2列目、3列目シートの乗り心地を向上させた。
横滑り防止装置「VDC」や、クルーズコントロールの設定車種を拡大。また、「2.0GT EyeSight」にはステレオカメラを用いた運転支援システムを搭載している。
インテリアでは、新デザインのメーターパネルを3種類設定。スタイリッシュでスポーティなイメージとした。グレードによっては、本革巻ステアリングホイール、アルミパッド付スポーツペダル、ステアリングから手を離さず操作ができるパドルシフト、助手席8ウェイパワーシートなどを採用している。
特別仕様車「2.0i S-style」は、ベースグレード「2.0i」に、ルーフスポイラー、HIDヘッドランプ、マフラーカッター、フロントフォグランプ、専用外装色(グラファイトグレー・メタリック)などを装備したモデル。