1,000人の現役高校生が審査員を務める「第7回MBS新世代漫才アワード」(毎日放送)の決勝大会が30日、大阪 松下IMPホールで行われ、span!(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)が優勝。賞金100万円を手にした。
今年の大会には170組がエントリー。この日の決勝大会には、2次予選を勝ち抜いたイシバシハザマ、ウーマンラッシュアワー、オジンオズボーン、かまいたち、ストリーク、span!、スマイル、ソーセージ、天竺鼠、のろし、ヒカリゴケ、藤崎マーケットの12組が出場した。
決勝はトーナメント戦で行われ、優勝を決する最終戦に勝ち残ったのは、藤崎マーケット、span!、ウーマンラッシュアワー(ネタ順)の3組。span! は体を使ったエネルギッシュな漫才で会場を沸かせ、1000点満点中382点を獲得。予選トップ通過のイシバシハザマを1回戦で下した結成11ヵ月のウーマンラッシュアワーは僅差の370点で2位、藤崎マーケットは248点で3位という結果となった。
span!(水本健一・マコト)は大阪・baseよしもとを拠点に活動する結成6年目のコンビ。優勝決定後、マコトは「今まで"1番"をとったことはなかったけれど、こういう気持ちなんだと知りました。すごくうれしい」と笑顔で感激を語り、水本は「今回は本気で優勝を狙いました。周りに『優勝する』と言いまくってモチベーションも上げてきた。優勝できて本当にうれしいです!」と男泣き。また、賞金100万円の使い途について水本は「これを機に1人暮らしを始めたい」と、マコトは「実家が営むマッサージ店のベッドが古くなってきたので、新しいものをプレゼントしたいと」と明かし、優勝の喜びに浸っていた。