朝ごはんを毎日必ず食べている"朝食系"の男女は、自分はモテないと思っているが、実は恋人にしたい理想的な相手であるということがこのほど、若者層のマーケティング調査期間であるM1・F1総研による調査で浮き彫りとなった。
同調査は7月18日~7月20日の期間、20代・30代の独身一人暮らし男女800名を対象に、朝食摂取実態とライフスタイルの関連性を探ったもの。まず朝食の摂取頻度は、「毎日必ず(7日)」は34.8%と3人に1人程度。以下、「週に6日くらい」(20.6%)、「週に5日くらい」(14.8%)と続き、週に半分以下(3日以下)という人は24.7%だった。朝食をとらない時の理由については、「時間がなくて」(51.1%)、「眠くて」(49.6%)が多く、忙しい現代のビジネスパーソンの実態がうかがえた。
自分自身のモテ度を自己評価してもらったところ、「モテる方だ」とする割合は、朝ごはんを毎日食べる「朝食系」が28.4%、週の半分以下が38.1%と、あまり食べない人の方が高かった。特に女性は「朝食系」が31.8%、週の半分以下が50.0%と差が顕著に表れた。
恋人にしたいと考える条件を複数回答で聞くと、男性の場合は女性に対して1位「他人への思いやりがある」、2位「きちんとしている」、3位「身だしなみに気を使っている」、4位「健康に気を使っている」、5位「きちんと家事をしている」。それらの条件と朝食の摂取状況の関連を見ると、「朝食系」の女性の80.1%が「生活態度がきちんとしている」、73.5%が「身だしなみに気を使っている」、87.4%が「健康に気を使っている」、59.6%が「家事をきちんとする」と回答しており、2位以下の項目が全て「朝食系」の女性の特徴と合致した。
また、女性の場合は男性に対して1位「他人への思いやりがある」、2位「身だしなみに気を使っている」、3位「きちんとしている」、4位「日々の生活が充実している」、5位「仕事に対してやる気がある」が挙がった。こちらも「朝食系」の男性の63.8%が「身だしなみに気を使っている」、75.6%が「生活態度がきちんとしている」、62.2%が「生活が充実している」、80.3%が「仕事のやる気がある」という回答結果と比較して、2位以下の項目が合致している。