ダウンタウンの松本人志が27日、都内で行われた監督最新作『しんぼる』(9月12日公開)のプレミア試写会に登場し、舞台挨拶を行った。
この日、松本はおかっぱのカツラにパジャマ姿で登場し、「笑いのカリスマ、松本です」と挨拶。「内容は『おくりびと』と一緒で、キャストは『ルーキーズ』ですからね(笑)」とシャイな松本らしく煙に巻きながらも「ほとんど僕しか出ていないので、僕が好きな人は大丈夫でしょうけど、嫌いな人はきついかも(笑)。ニュートラルな感じで見てもらえれば楽しめるんじゃないでしょうか」と"松本流"にアピールした。
また、先入観をもって見て欲しくないらしく、内容についての詳細は語らなかった松本だが、「一般の人たちの反応は気になりますね」と監督らしい発言もあった。一方、奇抜な衣装については「本人に華がないんで、ちょっとポップにしてみました。これ、8,400円で売ってるらしいんです。あまり売れてないみたいですけど(笑)」と説明。このパジャマは劇場や吉本興業のオンラインショップで購入できるという。
舞台挨拶ではMCから同作が「釜山国際映画祭」、「トロント国際映画祭」への出品が決まったことも発表され、松本も「僕のやりたい意図が伝わっているなぁと。釜山に行くかって? ちょうどその頃は"これ"がでてくるという噂もあるんですけどね……(笑)」と妻の出産を手振りで表しながらも喜びを露わにしていた。
『しんぼる』は2008年9月にクランクインし、1月には2週間のメキシコロケを敢行。2月中旬に撮影を終了している。