BS-TBSで現在放送中のドラマ『ケータイ刑事 銭形命』(毎週土曜 23:00～23:00)のイベントが27日、東京・赤坂BLITZで開催され、公開収録となる舞台「サマーパーティーは危険な香り!～赤坂BLITZ世界音楽祭殺人事件」(9月19日放送 第12話)が上演された。

舞台「サマーパーティーは危険な香り!～赤坂BLITZ世界音楽祭殺人事件」を上演した岡本あずさ(中央)、松崎しげる(左)、大掘こういち

同イベントでは、第一部の舞台が上演されたほか、第二部では、小出早織、大政絢など歴代のケータイ刑事や、スペシャルゲストにハロプロ・真野恵理菜らが出演。「ファン感謝歌謡祭」として、歌や楽器演奏を披露した。会場には、ヒロインを務める岡本がドラマを卒業する瞬間をひと目見ようと、開場前から多くのファンが詰め掛けた。

第二部で岡本が披露する曲を作った松崎は、他人のために作ったのは、とんねるずと岡本だけと胸を張る

岡本は「歌って踊りながらの登場シーンや、舞台ならではのキメゼリフに注目して欲しい」と、見どころを語っていた

本番前に同ドラマに出演中の岡本あずさ、松崎しげる、大掘こういちが報道陣の取材に応じ、岡本は「3カ月、あっという間でした。色んなことに挑戦させてもらって、最後にこんな素敵な赤坂BLITZで終わることができてほんとに幸せ。すごくドキドキしています!」と、喜びを噛み締めた。

『ケータイ刑事』シリーズは、2002年の放送以来、本作で7作目で、これまでヒロインを務めたのは、宮崎あおい、堀北真希、黒川芽衣、夏帆といった今をときめく女優たちだ。共演者の松崎は、岡本を"よくできた妹"のような存在だと微笑み、「彼女がほんとに『ケータイ刑事』をやって良かったって思える、華のある卒業式にしたい。歴代の女の子たちはみんな、このドラマを通して成長してきた。きっと、このドラマが彼女の出発点としてすごい力になってると思う。今日は初舞台だと思うけど、舞台の楽しさを十二分に楽しんで欲しい」と、未来の大女優に期待を込めて背中を押した。

松崎からエールを送られた岡本は、「こうして今、舞台の準備が整っていく中で、わたしの気分も高まっていってます!」と興奮する一方、「舞台は初めてなので、どんなハプニングが起こるか分からないし、もし起こったときに、自分がどうなるのか不安なところもある。でも、お客さんに楽しんでいただけるように、精一杯頑張って素敵な舞台にしたい」と、意気込みを語っていた。