ソニースタイル・ジャパンは27日、「アプリキャスト・ラボラトリー」をオープンしたと発表した。同ラボラトリーで提供される『x-Message Board(エックスメッセージボード)』を利用すれば、「ブラビア」の対象機種を持つユーザーは、ケータイからブラビアにメッセージが送ることができる。

アプリキャストは、テレビ番組を見ながらネットウィジェットが楽しめるプラットフォームで、2009年6月末現在、52の公式アプリと、56の投稿アプリがリリースされている。今回ソニースタイル・ジャパンでは、アプリキャスト・ラボラトリーとして、技術者が開発したアプリや機能などをβ版としていち早く紹介する「体験空間(X-アプリ)」フォルダの提供をアプリキャスト上で開始した。

今回提供されるアプリは、ケータイからブラビアにメッセージが送れる「x-Message Board」と、画質選択による簡易テストをすることにより、テレビの画質を視聴環境に適した色合いに調整することができる「x-Tuning」の2種類。

ブラビアでの「x-MessageBoard」利用イメージ

x-Message Boardでは、外出先から、自宅や友達のテレビにメッセージを送ったり、テレビを見ながら、思いついたことや気になったことを、伝言メモを貼る感覚でメッセージを残すことができる。メッセージは、30文字まで送信可能で、メッセージの背景・文字色を送信時に5色から選択できるようになっている。

起動方法は、ブラビアのXMB(クロスメディアバー)のネットワーク列から、体験空間フォルダを選択する。2010年2月26日までの期間限定で、全て無償で提供する(ユーザーサポートはなし)。