ダチョウ倶楽部の肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵、出川哲朗、有吉弘行が26日、東京・HMV渋谷で行われたDVD『リアクションの殿堂』(発売中 3、990円 販売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントに出席し、終始、リアクションをとり続ける爆笑会見を行った。
これまでテレビでも数々の過酷なリアクション芸を披露してきた上島は、DVD発売の経緯について「ダチョウ倶楽部と出川哲朗でリアクションを極めたいと思った。テレビではなかなかできないリアクションを、是非、皆さんに観てもらいたい!」と、ブリーフにエプロン姿の出で立ちとは反対に真面目なコメントでアピール。4人から「堅い!」「緊張してんじゃないの!?」と責められ、リアクションなしでは許されない会見となった。
世界中のザリガニの種類を、目隠しをした出川が、ハサミに挟まれた感覚で当てる"利き酒"ならぬ"利きザリガニ"のコーナーで、「疲れたザリガニだとあまり挟んでくれないから、スタッフに活きのいいザリガニを頼んだら予想以上だった」と苦労を明かすと、「あまりにも痛かったんで、氷で弱らせてましたよ」と上島が暴露。怒った出川は「営業妨害だ!」と上島に挑みかかるが、上島はお決まりのキスでオチをつけ、見事仲直り。
その後、見届け人として作品に参加した有吉が、本作の感想を「ほんとにバカバカしい。それに、どっかで見たことのある内容ばかり。この4人の遺作になると思う」と毒舌を全開し、上島が同じくキスでオチをつけようとするも「キスしたいって顔やめて」とあっさり振られていた。
また、制作費の元がとれる3,000枚が目標の売り上げで、回転の速い"ブーム"になるのは絶対ダメ! と釘を刺すダチョウ倶楽部。もし、売り上げが好調なら「今回はこんなに偉そうに仕切ってるけど、第2弾を作るときは、絶対に有吉も参加するように」と、上島が有吉をリアクション芸の後継者に指名。すると有吉は、「こんな仲間に入りたくない。僕、こういうのが嫌で一生懸命頑張ったんですよ(笑)。こっちには未来がないから見限ってやめたんです!」とさらに毒を吐いて、他のメンバーとは一線を画そうとしていた。
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