NTTドコモは25日、同社が発行するクレジットサービス『DCMX』の会員数が、24日に全国で1,000万を突破したと発表した。
「DCMX」は、月々10,000円までのショッピング利用が可能な「DCMX mini」、より高額なショッピング利用が可能で各種特典サービスを利用できる「DCMX」、さらにワンランク上のサービスが利用できる「DCMX GOLD」という、3つのサービスメニューで構成されている。
このうち、DCMXとDCMX GOLDでは、月々の利用額に応じ、NTTドコモの携帯電話利用時と同じ「ドコモポイント」を貯めることが可能で、貯まったポイントは機種変更や割引に使ったり、商品交換したりすることができる。さらに、通常よりもお得にドコモポイントを貯めることができる「ドコモポイント特約店」や、インターネットサイト「DCMXドコモポイント モール」など、さまざまなサービスを提供している。
会員数は、2006年4月のサービス開始後、2006年11月に100万、2008年2月に500万を突破。今回、約3年4カ月で1,000万会員に達した。
NTTドコモは、DCMXの急速な普及の背景として、「iDに対応したおサイフケータイの普及、iDとクレジットカードのいずれも利用可能であること、買い物に必要なiD対応決済端末(リーダ/ライタ)の設置台数拡大による利用可能店舗数の充実がある」と分析している。
同社では、「引き続き、DCMXを利用するユーザーの利便性向上、ドコモポイント獲得機会の拡大などを通じて、より多くのユーザーにDCMXを利用してもらえるように、DCMXのさらなる充実を進めていく」としている。