KDDIは25日、同社が提供するSaaS型ソリューションサービス「Business Port」において、eラーニング構築サービスと自動音声応答サービスの販売が26日から開始されると発表した。
eラーニング構築サービス「エムスタ for Business Port」はテラが提供。管理者が作成した学習用の問題を、携帯電話に自動的に配信するサービスとなっている。モバイルラーニングサイトの「設計・公開」「登録ユーザーの管理」「結果の集計・分析」「アンケート機能」「掲示板」など、同サイトを構築するのに必要な機能を標準実装し、構築をサポートする。「管理者と利用者のコミュニケーションはもちろん、利用者同士のコミュニケーション環境としても、活用できる」(KDDI)。
一方、自動音声応答サービスはプロネットが提供。「音声サービス構築システム(VIC Share)」「自動音声注文受付システム(VIC Order)」「駐車場向け音声案内システム(VIC Info)」の3つのアプリケーションを用意し、24時間365日のコールセンターシステムの構築や予約・注文受付システムのほか、駐車場向けサービスとして、あらかじめ駐車場の空き状況等、専用のシナリオを用意している。
両社のサービス提供開始により、「Business Port」における提供サービスは、5社9サービスとなる。
KDDIでは、「Business Portにおいて、法人のニーズにあったアプリケーションの提供を順次拡大し、アプリケーション同士の連携のほか、SaaS型グループウェアサービス『KDDI Business Outlook』との連携など、新しいサービスを提供していく」としている。