テレビ朝日とウェザーニューズは、テレビ朝日が放送するニュース番組「スーパーJチャンネル」の放送時間帯において、地上デジタル放送・ワンセグのデータ放送向けサービス「ゲリラ雷雨情報」を提供すると発表した。9月1日より提供を開始する。
同サービスは、スーパーJチャンネル放送中に地上デジタル放送(12セグ)およびワンセグのデータ放送を通じて、ウェザーニューズの「ゲリラ雷雨情報」をリアルタイムで提供するというもの。ゲリラ雷雨が発生すると、警戒のための文字情報(警戒レベルの情報がある場合)、ゲリラ雷雨概況の画像、ゲリラ雷雨防衛隊からのレポートなどを確認できる。ゲリラ雷雨情報を提供するのはテレビ朝日の放送地域(関東)のみ。時間帯は月~金曜が16:53~19:00、土日が17:30~17:55となる。テレビ朝日とウェザーニューズは、今回の取り組みを通じ、従来の防災情報の枠組みを超えた、あらゆる人に有益な気象情報を提供していくとしている。
ウェザーニューズでは、ゲリラ雷雨による災害被害の軽減を目指し、さまざまな取り組みを行っている。次世代型の気象レーダー「WITHレーダー」による観測を行うほか、それぞれの地域のユーザーが参加してゲリラ雷雨を監視するネットワーク「ゲリラ雷雨防衛隊」を結成している。これらの取り組みにより、「80%以上の確率でゲリラ雷雨の事前捕捉に成功」(ウェザーニューズ)し、ゲリラ雷雨の発生を事前に伝える「ゲリラ雷雨メール」や、ゲリラ雷雨に遭遇したユーザーが、「現在の天気」「雲のある方角」「雲の成長具合」「雷鳴の有無」「肌で感じた感覚」などを伝える「ゲリラ雷雨防衛隊 リポート」などを提供している。