マスチューンは18日、同社の運営する個人投資家向けコミュニティーサービス「みんなの株式」のアクセス解析に、オーリックが開発・提供しているパケットキャプチャ型のWeb解析ソフトウェア「RTmetrics」を採用したと発表した。
「みんなの株式」は、会員18万人を超える日本最大級の投資関連SNSサイト。通常のSNS機能に加え、銘柄についての「買い」「売り」予想の投稿や銘柄別のコミュニティなど、株式投資に特化した機能を提供している。
RTmetricsは、サイトにプログラムソースを加えることなく導入できることや、大規模サイトにおいて迅速にリアルタイム解析が行えることが特徴。同ソフトウェアの採用により、従来同サイトで利用されていたWebビーコン型ASPサービスと比較して、運用負荷や分析速度が大幅に軽減され、運用コストが50%削減できたという。さらに、サイトアクセスが集中する時間帯におけるページロード時のレスポンスが改善されるなど、ユーザビリティも大幅に向上したとしている。
また、RTmetricsにはアクセス解析結果をHTTPリクエストで取得できるAPIが用意されており、同社はこれを利用して「たとえば『アクセス数の多い銘柄』をサイト上に表示するなど、個人投資家の皆様への有益な情報提供を更に充実させていく計画です」としている。
なお、同社では今回、「みんなの株式」の携帯版である「みんなの株式 mobile」、売買システム作成、各種スクリーニングの提供をしている「みんかぶシストレ」、株式投資や為替・先物取引を解説している「みんなの株式 マネー講座」についても、RTmetricsを導入している。