パナソニックオートモーティブシステムズは20日、「Strada」のSDカーナビステーション「Sクラス」の2機種「CN-MW200D」「CN-MW100D」を発表した。発売は9月10日で価格はオープン。市場価格は、CN-MW200Dが15万8,000円前後、CN-MW100Dが12万8,000円前後と予想される。
CN-MW200D/100Dは、2DINサイズのナビステーション。地図データベースは8GBのSDHCカードに収録されている。SDカードスロットは2基搭載されており、地図データベース用と音楽、映像といったAV用との2枚のメディアを同時に利用することが可能となった。
地図データベースには、全国1,031都市の市街地図(25m/50m縮尺)が収録されており、3D表示や2画面表示なども可能。910万件の電話番号、3,600万件の住所情報なども収録される。同時に発表されている「Fクラス」と同様に、「おでかけストラーダ」、「Googleマップ」、Yahoo! JAPANの「路線・地図アプリ」の位置情報を読み込ませることも可能となっている。なお、同社によると、収録されている地図データベースの容量は、Fクラスなどに比べると少ないが、HDDへのアクセスがない分、Sクラスでは高速なナビが可能になるという。
CN-MW200Dはフルセグチューナーに4アンテナ×4チューナーシステム、CN-MW100Dはワンセグチューナーを搭載する。SDスロットは、DIGAの「番組持ち出し」機能に対応しており、DIGA、VIERA Rシリーズなどで録画したコンテンツを再生可能だ。
また両モデルともDVDプレーヤーを内蔵。DVDビデオ、CD-DAに加え、DVD-R/RWに記録された映像コンテンツや、CD-R/RWに記録されたMP3/WMA型式のデータ再生が可能だ。
また、iPod接続用のケーブルも標準添付。従来モデルでは、接続にはiPod付属のドックコネクターケーブルが必要だったが、新モデルでは、iPod本体とダイレクトに接続することが可能となっている。