マイクロソフトは、「Microsoft Office 2008 for Mac Business Edition」を9月18日に発売する。通常版の価格は49,800円(税別)で、アップグレード版は28,000円(税別)。Office 2008 Business Editionの発売により、Office 2008 for Macの新ラインナップは、Office 2008 Business Editionと「Office 2008 for Mac ファミリー & アカデミック」を含む2製品となる。アップグレード対象製品は、「Microsoft Office 98 Macintosh Edition」「Microsoft Office 2001 for Mac」「Microsoft Office v. X for Mac」「Microsoft Office 2004 for Mac」各シリーズのスイートおよび単体製品。
Office 2008 Business Editionは、「Word 2008 for Mac」「Excel 2008 for Mac」「PowerPoint 2008 for Mac」「Entourage 2008 for Mac」「Microsoft Messenger for Mac 」「Document Connection for Mac」から構成。また「Business Edition Extras」として、「Entourage 2008, Web Services Edition」「Remote Desktop Connection Client 2 for Mac」「新クリップアート および テンプレート」「トレーニング ビデオ」が同梱される。
新たに追加されたEntourage 2008, Web Services Editionは、パフォーマンス改善と新機能追加が行われたほか、Exchange Server最新版をサポート。Document Connection for Macでは、Microsoft Windows SharePoint Services、Microsoft Office Live Workplace 上のドキュメントに対するアクセスやブラウズを改善した。新クリップアート および テンプレートは、200以上の新しいビジネス関連テンプレートとプロ仕様のクリップアートを用意。トレーニング ビデオは、初心者/中/上級者それぞれを対象とするビデオ(lynda.com製。英語版/日本語字幕付き)となっている。
対応環境は、PowerPC G4 (500 MHz 以上)/PowerPC G5/Intel CPU、512MB以上のメモリ、空き容量2.3GB以上のHDD。対応OSはMac OS X10.4.9以上。Entourage 2008 for Macの高度な機能を利用する場合、Microsoft Exchange 2000 Server/Exchange 2003/2007が必要。またEntourage 2008, Web Services Editionを使用する場合は、Microsoft Exchange 2007 SP1 RU4以降が必要となる。