日本マクドナルドとNTTドコモ、両社の合弁会社であるThe JVの3社は20日、クーポンオーダーサービス『かざすクーポン』の全国のマクドナルド店舗への導入を28日に完了すると発表した。

「かざすクーポン」は、日本マクドナルドがNTTドコモ、The JVと協力して、2008年5月から外食産業初のサービスとして展開している携帯電話向けアプリケーション「トクするアプリ」を活用したクーポンオーダーサービス。トクするアプリを立ち上げると、サーバから配信されてくるクーポンを受け取ることができる。配信されたクーポンの中から利用したいクーポンと数量を選択し、おサイフケータイをレジ横のリーダライタにかざすだけで、オーダーがレジに反映できる仕組みとなっている。

「かざすクーポン」使用方法

同サービスは、九州地区の店舗への導入開始以降、導入エリアを順次拡大し、今回、全国のマクドナルド店舗(一部店舗除く)への導入を完了する。

また、かざすクーポンのサービスと並行して順次導入を行っている電子マネー「iD」「Edy」も、8月28日に全国での導入を完了。かざすクーポンにiD、Edyの利用を組み合わせると、携帯電話ひとつで注文と商品代金の支払いを行うことが可能となる。

さらに、かざすクーポンの全国導入完了と合わせて、トクするアプリをバージョンアップし、「かざす会員証」として利用できるようにする。かざす会員証では、スタンプ機能を搭載しており、かざすクーポン利用時以外でも、商品購入の際、携帯電話をリーダライタにかざすと、キャンペーンに応じたスタンプが自動的に貯まる。「対象商品の購買回数に応じた特別クーポンの配信や、プレミアムコンテンツのプレゼントなど、スタンプを活用した期間限定キャンペーンなどを実施する」としている。

「かざす会員証」使用方法