レノボ・ジャパンは19日、IdeaPadの新シリーズとして、Intelの超低電圧(CULV)プラットフォームを採用した13.3型ノートブック「IdeaPad U350」を発表した。CPUスペックの違いなどで5モデルをラインナップし、9月5日より店頭販売を開始する。店頭予想価格は下位モデルで69,800円から、上位モデルで139,800円。
13.3型のワイド液晶を備えながらも、超低電圧版のIntel CPUを採用するなどし、最薄部で約17mmという薄さと、最軽量構成で約1.6kgという本体の軽さを実現している。また、トップカバーにテクスチャーデザインを施し、パームレストはヘアライン仕上げと、スタイリッシュな外観も演出している。本体カラーはダークブラウン。
振動センサが落下や衝撃を感知し、HDDのヘッドを退避させ、ディスクとデータを保護する「アクティブ・プロテクション・システム」を搭載。ヘッドフォンを用いて5.1chサウンドのサラウンド効果を体感できる「Dolby Sound Room」、簡単な操作で、システムの復元や重要なデータの回復を実行できる「OneKey Rescue System」、顔認識でセキュリティを確保する「VeriFace」といった各種機能も盛り込んだ。
共通仕様として、ディスプレイはLEDバックライト付き13.3型ワイド光沢液晶(最大解像度1,366×768ドット)。OSはWindows Vista Home Premium(32bit)。無線機能はIEEE 802.11a/b/g/nとBluetooth v2.1+EDRを搭載。主なインタフェースは、GigabitEthernet×1、D-Sub出力×1、HDMI出力×1、4in1カードリーダ×1、USB 2.0×3、130万画素Webカメラ、オーディオ入出力など。本体サイズはW328×D228×H17~24.9mm、重量は約1.6kg。バッテリ駆動時間は約5時間。
ラインナップ各モデルの主な仕様は、「29633GJ」は、CPUがIntel Core 2 Duo SU9400(1.4GHz)、チップセットがMobile Intel GS45 Express、メモリ容量が4GB(2GB×2)、HDD容量が500GB。Office Personal 2007が付属する。
「29633HJ」は、上記の29633GJとハードウェアは共通で、Office Personal 2007が付属しないモデル。
「29633EJ」は、上記の29633HJから、CPUをIntel Core 2 Solo SU3500(1.4GHz)、HDD容量を320GBへと変更したモデル。
「29633FJ」は、CPUをIntel Celeron M 超低電圧版 723(1.2GHz)、チップセットをMobile Intel GS40 Express、HDD容量を250GBへと変更したモデルで、Office Personal 2007が付属する。
「29633DJ」は、上記の29633FJとハードウェアは共通で、Office Personal 2007が付属しないモデル。