三菱電機は19日、「REALブルーレイ」シリーズのBDレコーダー3機種を発表した。発表されたのは、BD/HDDモデルの「DVR-BZ330」「DVR-BZ230」と、VHS一体型モデルの「DVR-BV530」。発売日はBD/HDDモデルが10月1日、VHS一体型モデルが10月21日を予定している。価格はオープンで、市場価格はDVR-BZ330が18万円前後、DVR-BZ230が14万円前後、DVR-BV530が12万円前後と予想される。
新モデル3機種は、7月21日に発表された「DVR-BZ130」と同様の、直感的な操作を特徴とする製品。リモコンには、「予約する」「見る」といった大きいボタンが配置されており、録画予約は「予約する」ボタンを押して、番組表を開き、録画したい番組を選んで決定ボタンを押すだけ。再生も、「見る」ボタンを押して、BD/HDDを選択、録画リストから見たいタイトルを選択して決定ボタンを押すだけだ。また、単に簡単に使えるレコーダーというだけでなく、CMをカットして本編のみを再生したり、番組のハイライト部分だけを再生したりといったオートプレイの充実も大きな特徴となっている。
HDDの容量は、DVR-BZ330は1TB、DVR-BZ230は500GBとなっており、DVR-BZ130の320GBよりも大容量化。MPEG-4 AVC/H.264による5.5倍記録にも対応している。デジタルチューナーを2基搭載しており、デジタルW録画も可能だ。
また、DVR-BZ330は高機能モデルとなっており、高解像度技術「DIAMOND HD」が採用されているほか、アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロードにも対応している。DIAMOND HDは、同日発表された液晶テレビのフラッグシップモデル「MZW300」シリーズにも採用されている技術で、フルハイビジョンに満たない映像を、フルハイビジョンのパネルに表示する際に、本来ならば拡大によってぼけてしまうところを、独自のアルゴリズムにより補間し、ぼけのない自然な映像を生成するというもの。 DVR-BV530は、DVR-BV130と同じ320GBのHDDを搭載する製品だが、現行のVHS一体型モデルとしては唯一の、デジタルWチューナー搭載モデルとなっている。