環境貢献型検索サービス『リーフバンク』を運営するadingoは19日、ソフトバンクモバイルの携帯電話の待受画面に表示されたアイコンから「リーフバンク」を起動し、ネット検索を行なうことができるモバイルウィジェットの提供を開始したと発表した。
「リーフバンク」は、日々のネット検索に利用してもらうことで、環境保全活動に参加することができる検索サービス。検索エンジンはYahoo! JAPANと同様のものを採用し、ネット検索から発生した収益の20%を、緑化推進などに取り組む環境保護NPO/NGOに寄付している。個人が手軽にエコ活動に参加できる「軽エコ」をテーマとし、2009年3月にはより手軽にエコ活動に参加できるようモバイルサイトを開設。「今回さらなる軽エコを目指し、モバイルウィジェットを開発した」(adingo)。
モバイルウィジェットは、ウィジェットストアで無料で提供。また、ソフトバンクの夏モデルケータイ『SOLAR HYBRID 936SH』には、同ウィジェットがプリインストールされている。
利用方法は、リーフバンクアイコンをクリックし起動するだけで、簡単にネット検索を行なうことが可能。「1回検索すると約10gのCO2をオフセット(※)でき、自分自身のCO2オフセット量(CO2削減相当量)を確認できる」(同社)。また、過去9日間の削減目標に対する達成度を木の成長アイコンによって確認でき、アイコンは6段階で表示されるようになっている。
※ 直接的な施策によって削減できないCO2を、植林やクリーンエネルギー事業などに投資することなどにより、排出した分を相殺(オフセット)する仕組みのこと
adingoでは、「今後も誰でも気軽に手軽にエコ活動に参加できる『軽エコ』インフラを提供し、持続的かつ効果的な環境貢献を目指していく」としている。