ファイルメーカーは、同社が提供する公式トレーニングカリキュラム「FileMaker Training Series」に部分的な日本語訳を付属して発売。同社Webストアで販売され、価格は15,750円。

FileMaker Training Seriesは、英語版のトレーニング教材で700ページ以上のマニュアルに、デモファイル、ビデオやヘルプなどを収録したCDが付属する。FileMakerでの開発に必要不可欠な知識を習得できるように工夫された12モジュールから成り、今回の発売では特に需要の高い5モジュール(データモデリング/レイアウトの操作/計算式/スクリプト/レポートの作成)の日本語訳がバンドルされている。

また、同社が認定する公式トレーニングコースを実施できるFileMaker公認トレーナー(FileMaker Authorized Trainer)としてジェネコム、スプラッシュ、レクレアルの3社が承認されたことも発表された。今後、この3社によりマニュアルを使用した公式トレーニングが開催される予定だという。

同社代表取締役の粟倉 豊氏は、「FileMaker 10 には、スクリプトトリガやダイナミックレポート、検索条件の保存などを含め、多くの新しい機能や特徴があります。日本語版テキストで学べるようになったこの機会にぜひ、公式のトレーニングカリキュラムを活用し、FileMaker Pro 10 に新しく搭載されたさまざまな機能とともに、改めて FileMaker の知識やスキルを深めていただければと思います」とのコメントも発表されている。

・FileMaker Training Series
・FileMaker Technical Network
・FBA (FileMaker Business Alliance)