現在ポスト・プロダクション中のジェームズ・キャメロン監督最新作『アバター』。21日に全米104のIMAXシアターで15分間の3Dフッテージ映像上映会が開かれるが、その無料入場券を求めるファンが殺到したためオフィシャルサイトがクラッシュするという騒ぎが起こった。

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チケットの申し込みは17日の午後12時の開始を予定していたが、5分前の11時55分には既にサーバへの負荷が予想を超えたものになっていたという。用意されたチケット68,000枚のうち17,000枚の申し込みを受け付けた時点でサイトはダウン。復旧には数時間を要した。

この上映会は世界各地で同時に行われるもので、キャメロン監督自身が厳選し編集した15分間の本編映像を3Dで観ることができる。配給側は本作の解禁を「映像が根本から変わる瞬間」と位置づけており、今後の試写日程についてはまったくの未定ということもあってこの機会を逃すまいとファンが押し寄せたものと見られる。

『アバター』は構想14年、制作4年、総費用2億7,300万ドルをかけて作り上げられたまったく新しい映像世界。ストーリーなど詳細はほとんど明かにされていないが、この情報に対する飢餓感がよりいっそうファンの好奇心を煽り、爆発的なバズマーケティングに繋がっている。

12月18日、TOHOシネマズ 日劇他全国超拡大ロードショー。配給は20世紀フォックス映画。

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